大井田氏の歴史は新田義貞とともに動き出した!
新潟県十日町市中条地区にそびえる標高300mあまりの三角錐型の山が大井田城(県文化財)です。
新田義貞と伴に鎌倉幕府倒幕に多大な功績を残し、南北朝時代の「寝返りをうって強い方に味方する」とうい戦乱の世に、終始一貫、南朝方(後醍醐天皇)に義貞や楠木正成と運命を伴にし信義を貫き通した大井田一族。
特に福山城(岡山県総社市)の合戦の武勇は「太平記」にも記されています。また「福山合戦おどり」として今でも地元の方々により、謡い踊り継がれています。
大井田城跡山頂には、倒幕から南朝の時代を駆け抜けた大井田経隆・氏経父子、羽川刑部少輔、中条越前守らの忠魂碑があます。
一段下った場所に、地域の方々と全国大井田同族会の交流が始まり、先人のひたむきな誠実さと爽やかな生き方は、この地域の人々と大井田一族の気質からくるもので、その精神を後世に語り継ぐものとして「清風萬里」の慰霊碑が建立されました。
現在も歴史検証というパズルにおいて未知なピースが沢山あります。興味を示して頂ける皆様とパズルを作り上げていければ幸いと考えております。